ホテルの部屋(93)インターコンチネンタルホテルメルボルン ザ リアルト ロマネスク様式と最新施設をミックスしたホテル

ホテルの部屋(93)インターコンチネンタルホテルメルボルン ザ リアルト ロマネスク様式と最新施設をミックスしたホテル
住所:495 COLLINS ST MELBOURNE VIC 3000 AUSTRALIA (61)03
8627 1400

(評価)☆☆☆1/2☆
(コメント)
メルボルンの重要文化財に指定された建 物を利用して経営しているホテルの中でも一際輝くホテル。1800年代に立てられたもので、正面から見るととてもお城っぽく、市内にあるので、大きな城壁などはありませんが、中世を思わせる雰囲気。館内は両側に部屋を挟んでB1から9Fまで吹き抜け。一番下にはワインバーもあり、ホテル全体が醸し出す空気 だけで酔えます。旧:RIALTO HOTEL ONCOLLINS STREET
場所は、コリンズ通りの西のビジネス街の真ん中に位置しています。レンガ造りでロマネスク様式のウィンフィールド・ビルと、リチャード・スペート・ ジュニア(Richard Speight Jr.)氏が設計したゴシック様式のリアルト・ビルという、1891年に建てられた2つの歴史的建築物で構成されています。メルボルンのビジネス・金融街 で最高の立地条件を備えた高級ホテルです。オーストラリアの歴史とヨーロッパスタイルが組み合わさったこのホテルで、他にはない、ユニークなホテルです。
【沿革】 『ル・メリディアン アット リアルト』として開業。2005年10月よりインターコンチネンタル・グループに経営が移り名称も『 リアルト ホテル オン コリンズ』に変更。その後、2007年10月より始まる大規模改装を終え、2008年後半より『インターコンチネンタル メルボルン ザ・リアルト』として再開。
<ホテルの特徴>
インターコンチネンタル メルボルンには、フィットネスセンター、屋内プール、スパ用浴槽、サウナがあります。公共エリアでは、無線インターネット アクセスをご利用可 (有料)。この5 つ星評価つ星のホテルでは、ビジネスセンター、小規模会議室、ミーティング/会議室などのビジネス向けアメニティをご利用可。この高級 ホテルでは、 レストラン、バー / ラウンジがあります。
<客室 >
インターコンチネンタル メルボルンのエアコン付き客室のアメニティには、ミニバー、室内セーフティボックスがあります。 テレビでは、衛星放送チャンネル 、有料ムービーです。 すべての宿泊施設にデスク、無料の新聞、直通ダイヤル電話があります。
バスルームは、スペース的にはゆったりとしていますが、残念ながら隔離されたシャワーブースはあるものの日本人にはなくてはならないバスタブが付いていません。こちらはそれが標準仕様らしいですが・・・体重計、 バスローブ、ヘアドライヤー、スリッパがあります。 その他のアメニティには、コーヒー / ティーメーカー、アイロンとアイロン台があります。
またベッドはふかふかでサイズもキングサイズで3日間宿泊しましたが、熟睡できる居心地よいベッドでした。部屋からの景色は大半が内側の吹抜側に窓とテラスが付いていますので、眺望という点では期待できません。リアルト クラブ ルームは平均的な大きさで、モダンなデザインが印象的。 真新しい客室は美しいヨーロッパ スタイルのインテリアが、親しみやすく高級感のある空間を演出しています。
レストランはブラッセリー スタイルのレストランは朝食から夕食まで利用でき、バラエティーに富んだビュッフェやアラカルト メニューが楽しめる。 さらにホテルには素敵な2軒のバーがあり、ワインバーもしくはエレガントな「market lane」でひとときを過ごすことができます。私は23時頃までテニス観戦をした後、このバーでおつまみとビールを飲んでその日の試合の興奮を覚ましていました。
特におつまみは焼き鳥のようなものがおいしかったです。またビールもラガービールがお薦めです。
ブレックファーストはB2のアトリウムのボトムにあり、ホテル全体を見上げながら食事が出来るスタイルで、基本バイキングビュッフエスタイルでひとり$35です。奥の部屋が調理カウンターになっていて、大好きなエッグベネディクトを5分で調理してもらいました。
美しく修復されたホテルでは、 屋上の室内温水プール、スパ、サウナ、ジム、サンデッキなどが揃っていますが、プールは15m程度でサウナ・スパもとても居心地のよいレベルの施設ではないのが、残念でした。前回ウエスティンシドニーでもそうでしたが、他の国(特に香港・日本と比較すると)と比較するとかなり使い勝手が悪く感じます。
全体的な感想としては、 メルボルンで最新の5つ星ホテルで ビジネスと観光の両方に便利で、トップクラスのホテルには間違いありません。立地は問題なし、それほど喧騒の多い中心街より少し離れてますが、全然便利です。古いビルを上手にいかして今風に作り上げた感じですが、清潔で新しくていい感じです。スタッフも感じよし、ドアマンの男性は本当に親切で感じがいいです。
料金は一泊豪ドルで200ドル以上ですが、いい感じだし、なんといっても、バーが気に入りました。水族館やカジノ、トラムカーレストランは徒歩圏内で便利です歴史ある建築物を利用したホテルのようですが、客室をはじめ内部はスタイリッシュな造りとなっており、顧客サービスに関してはフロント等の対応に問題はなく、ハウスキーピングもしっかりしていましたし快適な滞在ができたと思います。ロビー・レストランなどの施設はとてもモダンです。
アトリウムにはLEDライトが配置されていて、時間ごとに光の色を変えます。アトリウム以外の場所だと急にゴシック調のインテリアがあったりして温かみも感じるちょっと不思議なミックスされたホテルです。 クラブラウンジでのフードサービスは大きく分けて朝食・アフタヌーンティー・イブニングカクテルになります。朝食のサービスはまぁまぁ合格点で、アフタヌーンティにはサンドイッチ・ケーキ・スコーンがあり楽しめます(・・があまり種類が変化することはない様子です。2日とも同じサービス内容)イブニングカクテルはフードメニューはたった4種類のつまめるスナックを1プレートだけがサービスされるところ。少し内容が乏しい感じです。
ま た今回は観光目的での滞在ですが、このホテルは特に立地が優れていて、ホテルの裏口から出れば無料で利用できるトラム(シティサークル)の駅が近くにあり ましたので観光の良い拠点となりました。最後に、このホテルを利用される方は隣のリアルトタワーにある展望台へ行くことをお忘れなく!特に夜景は必見です。
スポンサーサイト