
ホテルの部屋(54)ウィスティンホテル東京 アンピール様式のヨーロッピアン文化の花開くホテル
住所:〒153-8580 東京都目黒区三田1-4-1 TEL 03-5423-7770
評価:☆☆☆1/2☆

(コメント)
ヨーロピアンスタイルで統一された内装と優雅な調度の品々が、落ち着いた雰囲気を生み出しており、ゆったりとした客室と、個性豊かなレストランとバー・ラウンジがこのホテルの特徴です。
世界でも指折りの30の高級リゾートをはじめ、120以上のホテル&リゾートを有するウェスティンホテル&リゾートの、歴史と伝統の中で育んできた国際性や先進性なサービスのすべてがウェスティンホテル東京に受け継がれています。
「豊かな時間」と「豊かな空間」をテーマに、東京の中心に生まれた街「恵比寿ガーデンプレイス」。JR恵比寿駅から「恵比寿スカイウォーク」で7分。雨の日でも、地下1階のプロムナードを通ってホテルまで行ける利点はあります。
今回は、15周年記念で、42㎡のツインを\20,000でケットしての宿泊でしたが、部屋は、高い天井に、豊かな緑と東京の街並を見渡せる広い窓。ゆったりとしたベッドと独立したシャワーブースのあるバスルームが、ゆとりのある間取りでしたが、最近の外資系のホテルの施設と比較するとやはり最新設備という点で、劣るように感じられます。
全室に大きめのデスクを備え、FAXやインターネットもご利用できるとなっていますが・・・
ここの部屋の売りは、ウェスティンホテル東京は、東京で随一のアンピール様式のインテリアがみられるホテルです。
アンピール様式というのは1804年、フランス革命後に再びフランス帝政となったナポレオン時代、新しい皇帝と帝国のイメージを高揚させるために、重々しく厳格な皇帝風(フランス語でアンピール)として広まったインテリア様式です。
現代の東京ではN.Y.スタイルや北欧モダンなど比較的洗練されたモダンテイストのインテリアが流行しているため本格的なヨーロッパのクラシックスタイルを見ることのできる場所は非常に限られています。このように重厚で高級感のあるアンピールスタイルのインテリアは日本では、やはり恵比寿のウェスティンホテルのほかには見当らないのが特徴だそうです。
その他では、特徴のある優れたレストランがあることがポイントです。たとえば最上階の「フレンチレストラン ビクターズ」は、コンテンポラリーヨーロピアンスタイルの中に地中海やフレンチ-モナコのテイストを感じられるエレガントなインテリアの中、日本ならではの食材を取り入れた新感覚のフランス料理と、フランス産を中心に1,100本以上のワインが楽しめ枡。また、ディナータイムにはホテル最上階ならではの東京湾を望む美しい夜景を全席からお楽しめます。
鉄板焼 恵比寿は、ミシュラン☆の名店で、厳選された和牛、新鮮な魚介類、旬の野菜など、素材の持ち味を最大限に引き出すため、シェフが鮮やかな手さばきを披露します。 店内は優雅な日本様式で、晴れた日には富士の山が見渡せる壮大な景色です。
龍天門では、経験豊富なシェフによる最高級の広東料理を味わえます。魚、貝、ふかひれなど、海鮮素材を生かした伝統的な広東料理に、洗練された現代感覚を加味しながら、中国各地の名菜も広く取り入れた「本物」志向の料理が特徴です。
そして一階のザテラスは、各種バライティなランチビュッフエが有名で予約しないと入れない人気のレストランです。
<宿泊のポイント>
最近ホテルの価格が低下していますが、このホテルはあいかわらず\25,000台を維持しているかっての御三家ですが、15周年を迎えてやや他の最新ホテルと比較すると見劣りするように思われましたが、実際宿泊してみるとここの特徴あるレストラン群を上手に使い分けすると結構リツチな気分に浸れるホテルだと思いました。是非週末などにふたりで宿泊してゆっくりしたリッチな時間に浸るにはいいホテルだと思いました。